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new year ballet 2016

年末のくるみを一回しか観に行かないことにしてこちらを両日。
我ながら贅沢しました。

2016年1月9日(土)10日(日)
新国立劇場 オペラパレス





1部 セレナーデ
バランシン財団の立ち合いがないと上演できないのですよね、確か。
最初から最後まで細部にわたり、新国の女性ダンサーの美しさと音楽の繊細さ、堪能しました。
動きによって羽のようにひらめく薄いロマンチックチュチュの動きまで揃っていて感動。

特にソロパートを踊った細田さんが美しくてもっと見たいです。

2部 小品集
フォリア
団のダンサー貝川さんによる振付作品。
幕開きの女性のソロ、玉井さんの足先のシルエットが、まるでポワントを履いているかと思ったシャープさ。
中世の民族舞曲のような旋律と振付がドゥアトを思い起こさせます。
照明とフォーメーションの多彩な効果で飽きさせず、最後まで目を離せませんでした。
衣裳は黒のトップスと濃紺のロングのフレアスカートでモダンな印象。
ぜひまた再演してほしいです。

パリの炎
実力のあるペアなはずなのに少し抑え目だったような感。
衣裳ももう少し華やかにすればいいのに。
女性のグレーのコルセットは少し違和感でした。

海賊
木村さんはスタイルの良さとアピール力が際立っています。
二日目の長田さんは終始上品でとにかくポジションが正確で美しい。
女性Vaは二人は違うヴァージョンを踊っていました。
衣裳は木村さんがターコイズ、長田さんはオレンジの色違いで、ジョーゼットワンピーススタイルで、ラインストーンやレースモチーフの散らせ方も大変に美しく良かったです。
この団のレパートリーにはなかった作品なので新作でしょう。
男性はシルバーとゴールドでこちらも日替わりの色違いでしたが、少し地味でした。

タランテラ
米沢さんと小野さんのかわいらしさ炸裂。
衣裳もナポリ風の髪飾りのついた愛らしいものです。
小野さんのタンバリンの打ち方が私が想像していた以上に元気いっぱいだったので驚きましたが、観客がどんどん乗ってくるのが分かってすごいなあと改めて感心。
福岡さんもノリノリで楽しそうでした。
大変な運動量が要求されると思うのですが、二人とも最後まで疲れも見せずに絶好調でした。
個人的にベストパフォーマンス。

第3部
ライモンダ 第3幕 
グランパクラシックだけでなく、チャルダッシュ、マズルカもあって大満足でした。
こちらは初日が小野さんのタイロルロール。
あくまで手を打つところはしっかりと音を立てていて、毅然として美しく、まさに高貴な姫君。

新しく入団した寺井さんがグランパ出られるはずだったのですが、故障で代役として原田舞子さんが入っていたようなのですが、この方がフレッシュでとても良かった。
両日とも目を引きました。



プリンシパルやソリストだけでなく、アーティストの中でも気になるダンサーさんが見つかりました。
そしてやっぱり私は小野さんが好きなんだなあ。
思い出しても彼女の残像ばかり目に浮かぶや。
音の取り方、フォルムの美しさ、いい意味で期待を裏切るような驚きを与えてくれるところ。

今年もたくさん見たいです。







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by solferino | 2016-01-10 23:59 | バレエ鑑賞記
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