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バレエ・アステラス2014

今期掛け持ちしていた勉強会の目処がついて、ようやくゆっくり過ごせる週末がやってきた!



世の中は三連休だけど、私は普通の週末。
でも土曜の勉強会はうまく進んで、日曜日にはバレエの公演を見に行く予定があって、本当に幸せ!


楽しみにしていたバレエ・アステラスは、国内外で活躍する日本人ダンサーのショーケース。

ここで今まで知らなかったダンサーを知る機会にもなっていて楽しい公演だ。

客層も出演者のお知り合いの方が多いようで、いつもの新国の客層とも違ってそれもまた楽しい。



以下印象的だった作品を独り言的に。。

タリスマンPDDを踊ったポーランド国立の高谷さん。
柔らかいラインで跳躍が綺麗。

オーストラリアバレエ団のChengwu Guoさん。
「小さな村の小さなダンサー」でリーツンシンの青年時代を演じた方だそう。
演じたのはラ・シルのジェームス。
親しみやすい笑顔とびっくりするような足技。床に吸い付くような足裏で抜群の安定感だった。

ウィーン国立の橋本清香さんと木本全優さんは万全。海賊のPDD。
スケールの大きい、でも丁寧な上品な踊り方でとても共感が持てた。
唯一清香さんのチュチュが白くて大きくて、木本さんのアリの衣装とちょっと違和感。

ロミジュリ バルコニーのPDDを踊った東京シティの志賀さんとキム・セジョンさん。
初々しさ、ピュアな明るいオーラと音楽性で引きこまれる。
コミカルなところもある振付そんな二人にぴったり。
温かく幸せに満ちた余韻が残る。全幕で見てみたい。

島添さんのシンデレラはなぜあのティアラなの?
彼女ならではのほかの作品で見たかった気がした。

加治屋さんとJ・マシューズのジゼルのPDD。
曲があり得ないくらいスロー。そしてまったく足音がしない。
素晴らしい出来だった。
常々加治屋さんにはどこかおっかさん的な包容力を感じていたが一層それが強くなった。
身体張って男守ります!って感じ。
で、もちろんアピール力は半端ない。
カーテンコールも役になりきっていてプロ根性を感じました。

米沢さんと菅野さんの黒鳥GPDD。
米沢さんの軸の強さったら。回転は相変わらず素晴らしかった。
久しぶりに見た菅野さんも王子オーラをまとっていてちょっと安心。
でもどうしてだか、米沢さんで全幕見たいとは思えないんだよな。
どうしてか分からないけどラインが苦手。


この夏はあと二つガラ公演を見る予定があるので楽しみ。

気分はすっかり夏休みです。
by solferino | 2014-07-20 22:17 | バレエ鑑賞記
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