今期は勉強会を二つ掛け持ちしていて、バレエのレッスンも家探しもままならない状態。
ですが、合間を縫って行ってきた、目黒区美術館の
シャガール展。
サーカスより
「サーカス」と「ダフニスとクロエ」のリトグラフ、「死せる魂」の銅版画すべてを見ることができる。
何版も重ねていても美しい色彩の作品はもちろん、白黒のものも情緒があって、繊細で美しかった。
物語に挿絵的なリトグラフが添えられた豪華な美術本として作られたそうで、解説としてストーリーも添えられ、作品自体の理解が深まった。
「サーカス」と「ダフニスとクロエ」はいかにもシャガールらしい幻想的で哀愁を帯びた作品、一方「死せる魂」のほうはまるでカリカチュア。こうしたユーモラスな面も持ち合わせていたと知り新鮮だった。
愛知県美術館で開催されている大回顧展には行けなかった方もぜひ。来週末まで。
あちらには彼がダフニスとクロエをバレエ舞台化した際の衣装の展示もあるそう。
これかな。
巡回は名古屋でおしまいみたい、やっぱり行きたかったかな…。