ハーパース・バザール、のちにアメリカン・ヴォーグのカリスマ・エディターとして活躍し、のちには(なんと70歳で)メトロポリタン美術館の衣装部顧問として、20世紀のファッションを牽引しつづけたダイアナ・ヴリーランドの生涯を追ったドキュメンタリーです。
Diana Vreeland (July 29, 1903, Paris, – August 22, 1989, New York City)
彼女のお孫さんと結婚した女性が、自伝をもとに初監督した作品。
幼いころ過ごしたパリではディアギレフが出入りしていたり、ロシアスタイルのバレエ学校に通ったり、ヌレエフの大ファンだったり、ジョセフィン・ベーカーがアイドルだったり、と生涯ダンスやバレエが大好きだったということもあり、それらの貴重な映像も見られます。
決して美人ではないけれど、知的で、着こなしはエレガント。表情は非常に豊かで、語る言葉に説得力があります。
シャネルが似合うのよ~。ヘビースモーカーのガラガラだみ声と。
パワーがもらえるいい映画でした。
オフィシャル・サイトもかっこいいです。
シネマライズにて。
日曜最終回は1000円均一ですよ~。