<< chacott × SHOKO アート×チョコレート >>

NHK バレエの饗宴 2012

もう一週間以上経ってしまいましたが、とても充実した公演でした。
ソールドアウトしていたのも納得。







1.新国立劇場バレエ団
 『アラジン』から「財宝の洞窟」


アラジンの八幡さんがタイトル・ロールなのにあまり踊る場面が少なかったのが残念。そのせいか、フィナーレでは思いっきり回るし飛び跳ねてました。
ソリストたちの退団が相次ぎ、世代交代の感のある新国ですが、若手も確実に成長してきています。とはいえ、今のところサファイアは湯川さん、ルビーは長田&厚地ペアが最高!
川村さんが初っ端からキラキラの存在感を振りまいていて大満足。
そしてダイヤモンドのコールドたちは大変素晴らしかったです! 衣装スカート部分、白と黒でコントラストのはっきりしているデザインなのですが、回転するたびに同じタイミングでコマのようにくるっとするのがすごかった!
オープニングに相応しい華やかな作品でした。ちゃんとセットもあったのも良かったです。


2.Noism 1
 『solo for 2』


初見。唯一のコンテ作品でした。
ゲストダンサーの小尻さんと井関佐和子さんはもちろん、赤い髪の小柄な女性ダンサーが良かったです。
男女とも皆さんの身体能力がずば抜けている!
衣装もユニセックス、傾いた椅子だけのシンプルなセット、無駄のない研ぎ澄まされた感性を感じた作品でした。


3.谷桃子バレエ団
  歌劇『イーゴリ公』から「ダッタン人の踊りと合唱」


以前TVで放映していたNHKニューイヤーオペラコンサートと同じ演目。
オーケストラ演奏に声楽、合唱、そして舞踊も入るので飽きさせず、いい選択だと思いました。
今井智也さんも三木雄馬さんも永橋あゆみさんもよく踊っていて、会場も大変盛り上がっていたと思いますが、衣装はちょっと残念な感じ。


4.牧阿佐美バレヱ団
 『ライモンダ』第3幕から「グラン・パ・クラシック」


新国研修生発表会でおなじみのセットと衣装。セットはシャンデリアのいかにもガラコンっぽいものです。
衣装のほうはオフホワイトの地にゴールドのブレードやモチーフの飾りつけ。これはよくある組み合わせですが、マトラッセ(シャネルバッグのように土台布がキルティング状にステッチされた上に飾りがされている)というのが珍しいです。
厚みが出る手法ですが、細くてスタイルのいい牧のダンサーには良く似合います。これまでも観るたびにいい衣装だなーと思ってました。
個人的にはタイトル・ロールの伊藤さんがあまりにも細すぎて健康的でなく、観ていてるほうがツライほど。
もう一人のプリマはどうするのかな?と思いきや、ヴァリだけの出演で同じ板の上に載らなかったので、そういう決着の付け方か、と下世話な感心…。
男性のパ・ド・カトルは大変良かったです。


5.東京バレエ団
 『ザ・カブキ』から第八場「雪の別れ」 第九場「討ち入り」


この作品の上演史上、初めて生演奏で上演されたとのこと。
なるほど、三味線も鳴り物も和太鼓も入って迫力がありました。
期待の若手、由良乃助:柄本さんと顔世御前:二階堂さんを観るのを楽しみにしていたんだけれど、どちらも好きなタイプのダンサーでした。
柄本さんはテクニックもあり、若々しさとナイーブさを併せ持っていたし、二階堂さんはものすご~く長い脚を丁寧に使ってました。(ただ白塗りのメイクとテカテカのオールインワン・レオタードのせいで人間離れして見えました。ぜひ他の演目で観てみたいです。)
これも初見だったけれど、全幕を見てみたいというほどではなかったかな。
ただ、襖を使った斬新な演出や、男性ダンサーだけのコールドの疾走感など、作品としては興味深かったです。
衣装も男性のほうが良かったです。


6.吉田都/ジョセフ・ケイリー
 『真夏の夜の夢』から「オべロンとタイターニアのパ・ド・ドゥ


メンデルスゾーンの曲、アシュトン振付のアダージオ。本当に夢のように短くて残念!
ずっとずっと見ていたかったです。
衣装はロイヤルのものでした。
以前ダンス・マガジンの表紙でコジョカルが着ていたのと同じデザインだと思います。グリーン系のロマンティック・チュチュに花飾りのついた愛らしいもの。
BRBからのゲストダンサー、ケイリーもビジュアル、サポート、ラインともとても良くて、素敵なラストだったと思います。
ひときわ大きな拍手が起こっていました。

7.フィナーレ

眠りのアポテオーズの調べに乗って、順番に全団、全出演者が登場しレベランス。
舞台上に全員が揃った姿は見ごたえがありました。


7時スタート、途中休憩が20分、終演が9時30分という長丁場な上、ガラなのに舞台セットがあり、その転換もオーケストラ演奏も滞りなく進行して、初めてのイベントとは思えなかったです。

ぜひ毎年同じような企画で開催されて欲しいものです。
(6月17日にNHK Eテレで放映されます!)
あとここにKバレエが入ってくれたら申し分ないな~。


☆おまけ☆

発売当日になんとチケットを8枚も取ってくれた友達。
残念ながらその彼女は来られなかったんですが、みんなでその後「バレエの晩餐」と銘打って女子会をしてきました。

食べるのに夢中で写真も取り忘れてたんですが、いいビストロでしたよ~。
野菜もお肉も何でも外れ無し!

玉ねぎをあめ色になるまで炒めてキッシュにしたの、フォアグラのサンドイッチ、甘いトマトのサラダやなんやかんやをつまみつつ、泡とワインでおしゃべりも大盛り上がり。
結局午前さまでした 笑。

渋谷にこんな良いお店があったなんて知らなかったです。→ BISTRO and BAR  ANDRA


饗宴も晩餐も恒例化したいものです。



 
[PR]
by solferino | 2012-04-07 12:05 | バレエ鑑賞記
<< chacott × SHOKO アート×チョコレート >>