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ヴェンダースによるピナ・バウシュとヴッパタール舞踊団のドキュメンタリー映画。
なぜ3D??? との懸念は払拭されました。

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箱庭を眺めるような感覚もありましたが、初めて3Dで良かったと思えた映画でした。

PINA






ワタシがピナの名を初めて知ったのは、アルモドバル監督の「talk to her」の冒頭で「カフェ・ミュラー」を踊っていた彼女を見た時。

何度かの来日公演にも縁がなく、ピナ自身は2009年に急死しました。
踊っている彼女の映像を見ると、年老いてどんどん透明になる妖精を思い起こさせます。



舞踊団の本拠地はドイツの工業地帯の街、ヴッパタール。

これまでの舞台の映像に加え、この街のあちこち(公園、モノレールの中、高速道路の高架下、採石場?)などをバックに踊るダンサーたちの映像が挿まれます。

多分に知的な都会人に好まれるテイストだと思うのですが、精神の透明性というものをほかのカンパニーより強く感じました。


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映画のコスチュームデザインは、舞踊団の衣装も手がけているデザイナー、マリオン・スィートー。

色使いが品が良く、シンプルながら美しいカッティングのドレスが多く、いろいろな体型のダンサーに似合い、個性を引き出し、背景にも溶け込んでいると思いました。



ここのところ、クラシックバレエではないダンスを多く見る機会を得て、以前より目が開かれたような気がして楽しいです。


デアゴスティーニでも現代バレエの刊行が相次いでいて、特にノイマイヤーのPOBの「椿姫」は素晴らしかった!
そのうち感想も書きたいと思ってます。
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by solferino | 2012-03-23 23:53 | バレエ鑑賞記
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