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モンテカルロ・バレエ団  2012年日本公演

忙しさが一息ついたタイミングで、自分にご褒美!とばかりに2公演行ってしまいました。
初見です。得チケも出ていたし♪

知り合いの若い女の子たちが何年も前から、「来日するたびに観に行ってるんです!とても素敵ですよ~」 と言っていたのと、チュチュの師匠も「ダンサーの身体が本当に綺麗。ああいうバレエの鑑賞というのもあるんだ~、って思いました」という話をされていたので、いつか行きたいと思ってました。

サイトを見たら、ほぼツアリング・カンパニーなんですね。

現在のレパートリーは全て前回のローザンヌ国際バレエコンクールで審査員長を務めていた振付家、ジャン・クリストフ・マイヨー氏の作品です。









3月6日(火) 19:00 東京文化会館
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「シェヘラザード」

バレエ・リュスへのオマージュということで、筋書はほぼ同じ。
(バレエ・リュスの終焉の地がモンテカルロだった経緯があります)

日本人ソリスト小池ミモザさんがゾベイダでした。もう少し嫌味なくらいエロティックに演じてほしかったな。
金の奴隷の二人、オリヴェイラ兄弟が素敵でした。

衣装はブラトップとハーレム・パンツという組み合わせですが、トップスの面積がものすごく少ないのが特徴。そこにわりとカチッとしたジオメトリックパターンの意匠がはまってます。

コスチュームデザインはほぼすべての作品がジェローム・カプランというひとです。

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「ダフニスとクロエ」
特筆すべきは舞台セットの美しさ。
白い壁に裸婦のデッサンが描かれ、浮かんでは消えていきます。

若いカップルと成熟した大人のカップルの、こちらはとても官能的な作品でした。

同じようなイメージの衣装でしたが、こちらはもう少しナチュラルで有機的。
ジオメトリックではありますが、木の葉のような模様でした。


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「アルトロ・カント1」

カール・ラガーフェルドが衣装ということで、前回からずっと見たいと思っていた作品。
作品自体もとても良かった!

ろうそくの灯を模した柔らかな照明、モンテヴェルディの宗教曲、まるでミサのような雰囲気でした。

といっても男性がスカート、女性がパンツ姿、薄暗い明かりの中ではどちらがどちらか分からなくなることもたびたび。
両性具有がテーマだということです。

ソロ・デュオ・トリオ・コールドと曲ごとに様々な形態で踊られるのですが、荘厳な美しさの中にも怪しさが漂います。

何のストーリーもない、音とムーブメントだけの世界に釘付けでした。振付もこれが一番良かったです。
これはまた観たい!


3月10日(土)19:00 東京文化会館
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「シンデレラ」

プロコフィエフの曲に引っ張られるように進んでいく舞台。
曲自体がバレエ用に作られている都合上、ストーリーもある程度アシュトン版や他の版と同じようであるのは仕方がないか。。。

ただし、この版では主役はシンデレラではなく仙女で、シンデレラの亡き母ということになっています。

衣装はとても良かったです!

義理姉たちが舞踏会へとおめかしするときの、バナナのような、蜂のようなカタチのオブジェを腰につけるところが特に好き(笑)。
(画像の真ん中辺りの二人ですが、繊細なオブジェなので照明に飛んでて見えない)
この二人が宝ルビー&ダイヤのオナペッツに見えて懐かしかった。(二人のほうが先だよね~)

どの衣装も拘束の強いコルセット風だったり、登場キャラクターが男女性があいまいだったり、プリンスはやけに仲良しの男友達に囲まれていたり、いろいろとジェンダー的に気になるところが盛りだくさんでした。
(そもそもシンデレラという作品自体最たるものか…)

オペラグラスで衣装の素材やあきの位置を確認しようと目を凝らしてたんですが、今ひとつはっきりせず。
コルセットでもストレッチ性のある素材みたいだったし(ただし厚みはある程度あり)、あきは本当にレースアップのようでしたが、実際はどうかな~。


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シンデレラはポワントなしの裸足のバレエシューズです。ガラスの靴の代わりに、キラキラのラメを足に纏います。
つま先のとてもきれいなダンサーでした。



☆おまけ☆

f0231256_2052711.jpgホワイエに衣装が展示されていました。

「La Belle」(眠り)のもののようです。
眠りもオーロラではなくリラが主役だったような。。。

トップダンサー、バルステロス着用のものだそうです。

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着るとこんな感じになるみたい。これは素敵ですね。
パワーネットに別布をたたいてるだけのようでした。

次回の来日の時には評判のいいこの作品をぜひ観たいです!
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by solferino | 2012-03-20 20:40 | バレエ鑑賞記
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