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オープニング・ガラ

バスに1本乗り遅れてしまい、開演時刻3分後くらいに入場。

バレエ公演はたいてい5分押しくらいで開演するものなので、大丈夫だろうと高をくくっていたら、なんと時間ぴったりに始まっていて、席につけませんでした (涙)。

そんなわけで1幕は1階席後ろで立ち見。

休憩になって出ようとしたら係員にしばらく留められたので、近くの皆さんと??顔をしていたところ、
「ただ今皇太子さまが移動されているので」ということでした。


2階席はほとんど関係者に占められていたみたい。

2幕初めに席にお着きになる かの方を拝見することができ、貴重な体験でした~。


さてさて、公演もとても良く、満足しました。
多分にサービスの部分もあるので観客は好意的な新国ファンが多いと思いますが、会場も盛り上がりbravoも飛び、拍手も大いに沸いて、非常に楽しめました。

今シーズンの期待も高まるというものです☆



第1部 『アラジン』から「序曲」「砂漠への旅」「財宝の洞窟」 (ソリストのみ)

アラジン :八幡顕光
プリンセス :小野絢子
マグリブ人 :マイレン・トレウバエフ

オニキスとパール :さいとう美帆 高橋有理 大和雅美 江本拓 菅野英男 福田圭吾
ゴールドとシルバー :西川貴子 丸尾孝子 貝川鐵男 清水裕三郎
サファイア: 湯川麻美子
ルビー :長田佳世 厚地康雄
エメラルド :芳賀望 寺島まゆみ 寺田亜沙子
ダイアモンド :川村真樹


残念ながら砂漠からの鑑賞。
女性らしい美しいコールドが好きな部分です。

ディベルティスマンの競演ではサファイアの湯川さんの音楽性、ルビーのペアの熱演が印象に残りました。


第2部 〈バレエ パ・ド・ドゥ3選〉

『眠れる森の美女』 第3幕より グラン・パ・ド・ドゥ
オーロラ姫 :小野絢子
デジレ王子 : 福岡 雄大

『ロメオとジュリエット』 第1幕より バルコニー・シーン
ジュリエット : 本島美和
ロメオ :山本隆之

『ドン・キホーテ』 第3幕より グラン・パ・ド・ドゥ
キトリ :米沢唯
バジル :菅野英男


☆眠り
小野さんのインタビューを読み、初オーロラを楽しみにしていました。

シャンデリアのみのシンプルな大舞台をたった二人で背負って立ち、トップバッターのプレッシャーに負けない堂々たる演技だったと思います。

アダジオはいつもよりきりっと少年ぽく、ヴァリエーションでは女らしく優雅に、コーダでは初々しく幸せそうに、と違った風味があって、3度楽しめました 笑。

福岡さんも王子らしく、このペアでこれからもっと見たいですね~。


☆ロミジュリ
新国のバルコニーシーンはパイプオルガン。
少しボリュームが下がりますが、その静けさがかえって荘厳な雰囲気を高めて好きです。

本島さんはさらにスリム化?
古典よりいいなと思いました。

☆ドンキ
新作パゴダで主役を務める米沢さん。
これまでソリスト役しか見ていなかったので新鮮。

大変なテクニックの持ち主だったのですね~。
特に回転自慢とお見受けしました。

キトリのヴァリでもラストのほうが回転に変えてあったし、グラン・フェッテの前半ではアンオーから扇子を開いてダブルという超絶技巧を披露。

菅野さんもカブリオーレのダブル、ザンレールなどのつま先に揺るぎがなく、ガラに相応しい大盛り上がりの好演でした。


『シンフォニー・イン・C』から最終楽章 (ソリストのみ)

第1楽章
長田佳世 福岡雄大

第2楽章
川村真樹 貝川鐵男

第3楽章
寺田亜沙子 輪島拓也

第4楽章
丸尾孝子 古川和則


たたみかけるような早いテンポに正確にパを乗せなくてはならないバランシン。

長田&福岡ペアの切れが最高でした。

コリフェが西山さんとか大和さんとかまゆみさんとかだったのですが、ソリストでもよかったんじゃないかと…。

コールドはさすがの出来栄えで、見ごたえありでした~。


指揮 :大井剛史
管弦楽 :東京フィル

新国のHPは全くコピー&ペーストができないのが痛い。。


小野さんと首藤さんの対談記事、興味深いので是非ご覧ください。

「パゴダの王子」「Shakespeare THE SONNETS]オープニング特別対談
小野絢子 × 首藤康之 part.1 part.2

来週末もまた初台です。
by solferino | 2011-10-06 23:31 | バレエ鑑賞記
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