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シャ○ルスーツに挑む ①生地

今年は本腰を入れてちゃんとしたものを作ってないかも。





そういえば夏にふつうのジャケット1着、見本用に有り型使って作っただけ。
(チュチュもやってないし…。)

そんな反省もあって、久しぶりに恩師の主催している私塾の、「シャ○ルスーツ制作講座」に申し込んでみました。

恩師が博物館にあるような現物作品を再現した際の資料を基に、自分たちも作ってみて技術を習得する、というのが目的です。

素材は自由に選んで良いので、少し前に神田の高級生地店「FAN」(舶来っていうのがぴったり 笑)に行って選んできました。

シャ○ルスーツに挑む ①生地_f0231256_20275951.jpg組成からして春夏用でしょう。
綿:34% ポリ:29% ビスコース:32% ナイロン:5% 

メーカー名はないですが、イギリス製です。白×黒のファンシーヤーンの変わり織。


自分的にはかなり高額でしたが、モチベーションを上げるためと言い訳してお買い上げしてしまいました~。

着分 (3メートル) で10万円越えの商品がたくさんあるため、こちらの感覚が麻痺してしまう、って他の受講生の方々が言ってたとおりだったな~。ほんとに 笑。

ちなみにこれはそれほど高くはありません…。


ところがこれがジャケット分しかなかったのです。

購入してしばらくした後、恩師に会う機会があったので、
「私、スカートはほとんど着ませんので、ジャケットだけを制作するのでもいいでしょうか?」と聞いたところ、

「スーツという課題なのでそれはダメよ~。ちゃんと上下揃ってこそなの!」とのお答え。


仕方なく (というかせっかくなので 笑)、日頃の感謝も込めて、母の分を上下で作ることにしました。

現在トワル (平織の生成りの生地で作った、形を見るための見本) を実家に送り、サイズを見てもらっているところです。


聞くところによると、作業工程はかなり大変らしい。

忙しい年末、ちょっと後悔しているのも事実です 笑。


☆おまけ☆
シャネルジャケットによく見られる、節のある糸で織られた織物 (ツィード) を製造しているのは、イギリスのLINTONという会社だそうです。

実は神田の高級店に行く前に日暮里にも寄ったのですが、安売りで有名なトマトの高級品コーナーにLINTONの白と黒の無地が置いてありました。

なんと1メートル¥980!

いったいどういうルートで入っているのか、非常に気になります~。
日本のアパレルメーカーでも多く仕入れているみたいなので、工場の裁断残り反でも入ってきたのかな?

新しいシーズンのものではないとしても気に入ればお買い得ですね~。
by solferino | 2010-11-26 23:43 | ものづくり
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