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La Folle Journee au Japon

f0231256_150915.jpg偶然チケットを頂戴したので、国際フォーラムで開催されている、クラシック音楽のGW特別イベント、ラ・フォル・ジュルネへ出かけてきました。






今年のテーマは 「BACH et l'Europe : バッハとヨーロッパ」。

バッハと同時代の作曲家のバロック音楽を存分に味わえる、日本最大級の音楽祭です。

東京国際フォーラムのホール7つで、三日間に渡って世界中の演奏家たちによる300以上のコンサートが開かれます。

1公演1時間程度から、料金も非常にリーズナブルで、好みによってハシゴできるのも魅力。

とはいえ、わたしはバレエレッスンもあるし、行けそうなのがこの日だけかな~と思い、4日の2公演に行ってきました。

(以下フライヤー転記)

*公演番号 214 ホールA アイゼナハ

J.S.バッハ :2台のピアノのための協奏曲 第1番ハ短調 BWV1060
J.S.バッハ :2台のピアノのための協奏曲 第2番ハ長調 BWV1061
J.S.バッハ :3台のピアノのための協奏曲 第1番ニ短調 BWV1063

児玉麻里(ピアノ)、児玉桃(ピアノ)、小曽根真(ピアノ)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ジャン=ジャック・カントロフ(指揮)
 

児玉姉妹と弦楽オケによる2台のピアノコンチェルトに続き、ピアノ3台にレイアウト変更してから小曽根氏登場。

わたし、小曽根氏 (&ゲイリー・バートン) は名古屋で見て以来15年ぶりくらいです。

ジャズだけでなく、クラシックも素晴らしいんですね。3台の~では小曽根氏の独壇場。
バロックとはいえ、スウィング感満載でした。

細かく刻みつつ迫り来る音の波! 幾何学模様のテキスタイルを思い起こさせました。

ホールAはもっとも大きい (5004席) の会場なので、左右のモニタつき。
演奏者の指さばきまでズームされます。大入りの会場、非常に沸いていました!

カントロフ氏は著名なバイオリニストだそうですが、素敵な方ですね。演奏も聴いてみたいです。


さて、次まで時間があるので、無料イベントへ。
有料公演のチケットの提示でそういった関連イベントに参加することも出来ます。(予約や整理券が必要な場合もあり)

わたしはバッハの 「無伴奏チェロ組曲」 が物語の重要なキーワードになっている、スウェーデンの巨匠、イングマール・ベルイマン監督の映画、 「サラバンド」 を観る事が出来ました。

ベルイマン、もしかして寝ちゃうかも、と思っていましたが、静謐でありつつも力強いストーリーに引っ張られていつしか映画の世界に入り込んでいました。


さて、北欧の夏から、地上に出てきて軽食タイム。

緑の多いフォーラムの中庭で、ビールとアジアごはんでいい気分です。

そして本日のトリ。

*公演番号 228 ホールB7 ケーテン

小山実稚恵 (ピアノ)
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲ト長調 BWV988

曲目解説:バッハの弟子であるゴルドベルグが、仕えていた伯爵の不眠症を心配し、自分が弾いて慰めるために「眠れない夜を退屈せずに過ごすための音楽」をバッハに依頼。それに応えて生まれた曲であり、美しい「アリア」とそれに続く30の変奏曲、そして最後に「アリア」で終わる大作である。


始まった瞬間、おぉ~ゴルトベルグってこれか~知ってる! (ゴメンナサイ、無知で…) と思いました。

アリア、夜にふさわしく本当に美しいメロディで、涙が止まりませんでした。

続く変奏曲は緩急さまざまな音の洪水。いろいろな模様のじゅうたんを広げるように次々と繰り広げられます。

途中ものすごく残念だったのが、楽屋裏で物音がしてきたこと。(終演後怒鳴りつけて文句を言いに行っていた人も多数でしたが…)

聴衆だけでなく、アーティストの集中力にも影響し、大変迷惑な話でした。


とはいえ、演奏は素晴らしく、30曲を全て暗譜で (これって普通なんですか?) 弾き終えた小山さん、天才だと思いました。

こんな大人の楽しみ、味わえてよかったな。
機会をくれた友達に感謝です。
来年のテーマはまだ分かりませんが、一緒に行けるといいね。
by solferino | 2009-05-05 14:56 | お出かけ記(バレエ以外)
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