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08冬 旅行記 その5

パリ7日目 バレエ三昧





Tue.30 みぞれ のち 曇り
さてさて、秘めたる野望をかなえた一日。

朝早く起きてひとりで出かけたのは、
f0231256_939352.jpgそう、パリでオープンクラスレッスンを受けてきました! 

これはレッスン場入り口。 ベートーヴェン・ルームというレッスン室です。


毎日いろんなダンスのクラスがある、 Centre de danse du maraisという、コチラでいえば新宿村スタイルの貸しスタジオのレッスン場。 (雰囲気はかなり違いましたけど…)

毎日行われているクラシックダンス、生ピアノ付きの先生のクラスで、レベルはDébutants 1et 2;つまり初心者1&2です。

知り合いのレッスンメイトさんも受けたらしい、言葉が分からなくても何とかなったらしい、という噂を聞いて、わたしも行ってみたのです。


この日はあいにくのみぞれで、今まで一番寒かった日。その上わたしは方向音痴で、ガイドブックの地図もちょっと違っていて時間はギリギリ! 

どうしようか、もうあきらめようかと思った時に、大きな荷物を抱えて前を歩く日本人らしい東洋人の女性がいたので後ろを付いていくと、ありました!

スタジオのある建物は中庭に面していて、外側にはアメリカンアパレルのショップになっていました。 (レッスンウェアを忘れても、ここで買えますね~)
この中を入って行きます。
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とりあえず1階の事務所らしいところで、
「クラシックのレッスンを受けたいんですけど」 と申し出ると、向かいの建物の二階に行け、レッスン代は教師に払え、とのことでしたので、前述の女性が入って行ったところに向かいました。

階段を上ると大きなレッスン場。しかし更衣室がありません。
またもや困ってしまったんですが、そこに現れた今度はフランス人マダムに問うてみると、

「更衣室は上よ。わたしも行くから一緒に行きましょう!」 と言ってくれて、更衣室に案内してくれました。
(ちなみに更衣室は男女混合です~笑。 わたしは気になりませんが…。)

やはり先ほどの東洋人は日本人の方で、マダムとその方に教えてもらって急いで着替えを済ませました。

で、ギリで間に合ってレッスン。代金はピアノのところにいる先生に払います。たしか20€。

参加人数は結構多くて25人くらい。上は60歳オーバーの方、若い人は高校生くらい、欧米人3分の2、日本人8人くらい、という感じでした。

レッスンは75分。
初めはバーでプリエ、タンデユ、ジュッテ、ロンデ、途中でリンバリングがかなり長く入ったのですが、寒いのでなかなか伸びません。

センターではバットマン、ピルエット (1/4ずつ、半周、1周)、アチチュードターン、などなど。
最後にはピケターンやアントルラッセなどなど。
そしてポールドブラでおしまい。

確かにアンシェヌマンはそれほど長くなく、単品で用意が出来た人からどんどんやってハケて行く感じ。
先生は結構なお年のようで (推定63歳)、正直あんまり美しい見本ではありませんでした。(笑)

美しいアームス 「jolies bras!」
引き上げ「montez!」 などなどはわたしにも聞き取れるほどさかんに叫んでいました。

ところがこの先生、なにが逆鱗なのか分からないのですが、突然大きな声でお叱りになるので注意が必要です!
(わたしはバーのときに水を飲んで (やんわり) 注意され、別の人は窓の外を見ていて怒られてました~。)

でも、いい経験にはなりました~。

最初にお話した日本人女性の方は、ここの他にもパリに来るたびにレッスンを受けているそう。
わたしもまた機会があるとしたら、別の先生のレッスンも受けてみたいです。


さてその後お昼にKarasちゃんと待ち合わせ。

プランタンの屋上展望フードコートでランチです。

あいにくの曇天でしたが、天気がよければパリが一望できるスポット。しかし食事はハンバーガーやステーキにフレンチフライ、といった平凡なメニューです…。


午後はまたお買い物。

わたしはお小遣いを貰っていた母へ、GUCCIの長財布を買いました。(店員感じ悪い~)
それから自分の春物ワンピースも☆

その後ホテルに戻ってからお着替えして向かった先は…☆

いよいよ真打ち!
オペラバスティーユでの、ニューイヤーイブのガラコンサートです♪

(このためだけに、友人はおめかしワンピ、わたしは自作のスーツを持参していきました~!)

過去ログにはバレエだけだと思って書いていたのですが、実際は 「オケとダンスの夕べ」 的な、短いガラコンサートでした。

バスティーユ・オペラ (20年前は建設中だった、確か) は中も外も非常に美しい!
天井がとっても高く、入っただけでも感動が湧き上がってきます。

オケのときは正面スクリーンにさまざまな映像が映し出され (名曲アルバムふう)、途中にもルフェーブル監督のインタビューが入り、楽屋裏の様子も中継されるなど、NHKの番組?っぽい演出。

しかししかし、バレエは素晴らしかった!

ペッシュの赤い鳥は猛禽類のよう。シャープで躍動的でした。ルグリ様とドロテ・ジルベールのNuagesも流れるように音楽的で美しかった。


しかしわれわれ2人が一番感動したのは、ル・リッシュのボレロでした。

生きることの歓び、踊る歓び、振付けられたもの、というよりは、踊る彼自身の本質からあふれ出す命の輝きが、その一瞬一瞬に感じられた演目でした。

何度目かのカーテンコール
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これほどの感動は、もしかして2度とは味わえないかもしれません。アーティストと音楽と会場が一体となった素晴らしいパフォーマンスでした。

館内の壁面にはベジャールを追悼する写真がたくさん飾られていました。
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このような素晴らしい体験が出来たことを幸せに思えました。
そしてベジャールさんは天才だ!   ありがとう~。


☆おまけ☆
バスティーユ近辺の下調べをしていかず、公演前には、中華だかタイだか分からぬ不思議なアジアンデリに。
チープなテーブルと椅子、パリではないような空間で、これまたどこともいえないアジア料理をつつきながらチンタオビールを飲みました。

公演後は興奮冷めやらぬまま、ふと入ったバスティーユのパブは、父・兄・弟でやっている活気のあるバーへへ。ウエイターだけはよそ者で、でもしっかり居場所を確保して、楽しくよろしくやってる。

早口で働き者で、せっかちで、人間臭い人たち。これまた思い出になりそうなお店でした。
by solferino | 2009-01-19 09:25 | たび
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