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ロイヤル 「シルヴィア」 ざくっとした感想

あ~楽しかった。
それに尽きます。
やっぱりアシュトンとbritish balletが好きかも♪





久しぶりの上野詣でです。最近初台ばっかりだったから。
残念ながら故障者の多い今回の来日公演ですが、主役が廻ってきたダンサーはラッキーなのかしら?

まったく前知識なしで見た今夜の主役は、ローレン・カスバートソン。イギリス人としては小柄なほうでしょうか。お顔は50年代の女優のようなクラシカル美女でした。

何度もダーシーのDVDを見ている私たちは、
「誰が演ってもバッセルのイメージになっちゃうかもね~」
と開演前には話していたのですが、はちきれるような若さあふれるローレンの踊りは、かなり好感の持てるものでした☆

ちょこちょこコケたりもしていたみたいでしたが、終幕まで笑顔いっぱいで踊り通したその度胸に、会場からは惜しみない拍手が送られていました!
スタンディングオベーションも出てましたよ。 (残念ながら客席はかなり疎らだったんですけど)


ストーリーは荒唐無稽、エレガントとは程遠いのですが、、漫画に出てくるような悪役が酔いつぶれっちゃったり、、死人は生き返ったり、神話らしく絶妙なタイミングで神様が出てきてハッピーエンドになったりと、コミカルで楽しいです。

ルネッサンス期に描かれたギリシャ神話の情景を、あえて時代錯誤を狙ったような感覚で表現した美術も面白い。

一方、振り的には非常に高度なテクニックを要します。ロイヤルにしか出来ないわ、これ。
ラッパを吹き鳴らし弓を構えながら踊る勇壮な女性の群舞は見所満載。アマゾネスみたいです。


個人的にはとても楽しんで、大満足で帰ってきました。 (チケットもお値打ちだったし☆)


ローザンヌガラ (二羽の鳩 )を見て以来のファンだった崔由姫さんもたくさん出演していました。

1幕ではシルヴィアのお付きできびきびと、終幕の山羊ではコケットで可愛かったです☆
日曜のマチネでは青い鳥を踊られるそうなので、とっても楽しみです。
by solferino | 2008-07-06 22:38 | バレエ鑑賞記
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