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SHOKOさん ラ・バヤデールと眠り

期せずして、祥子さん主演のバレエ作品を生の舞台とライブシネマで続けて見た。

祥子さんはいつまで日本にいるのかな?
いつまでKバレエに客演するんだろう?








ラ・バヤデール 

展開がとてもスピーディで、1幕のうちにパ・ダクシオンまでいってしまう熊川版。
休憩は一回、そのあとは影の王国のみという構成にまず驚く。

そしてトリはブロンズアイドル。涅槃のブロンズアイドル。(2度言いました) 

祥子さんは美しく、背も高いので一人突き抜けてる感。
シューズにマグネットでもついているの? 両くるぶしにも?と疑うほど、シュスの5番が微動だにしない。
アダージオではこんなに音遅い?と思うくらい、バランス自慢だった。

ゆーっくりとストゥニュとか、ピタッと止まるピケアラベスク、すべてが職人技だった。

もしかしてその強靭な肉体とずば抜けたテクニックの故なのか、いつもならもらい泣きするほどのニキヤの哀しみのシーンでさえ、メロドラマっぽさが際立つというか…。

カンパニーの中にひいきのダンサーさんもいないし、どなたなのか区別もつかないのであまり感情移入は出来なかったのかもしれない。



テクニックとエモーションの両立って難しい。


影の王国でもコールドがものすごく揃っていて美しかったけれど、これもゆっくりなテンポでこれ見よがしな感がしてしまって。

ごめんなさい、何か不完全燃焼だった。


一方ライブシネマのほう。

祥子さんはオーロラには強すぎるんじゃ?と危惧していたのだが、ひたむきに可愛いらしい姫がそこにいた。
さすがの祥子さんもオーロラには身構えるのだろうか?

(自分は中座して終幕を見なかったのだけれど、1幕から幻影までのソロはとても良かった。)

日本のファンやKバレエの客層には合わないのかもしれないけれど、祥子さんでマクミランみたいな生々しい作品が見たいなあ。






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by solferino | 2016-11-29 22:20 | バレエ鑑賞記 | Comments(0)
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