コリン・ファースが好きなんですもの!
英国王でオスカーを手にした彼がこの作品を選ぶとは…!
その振り切れっぷりに脱帽です。
予告でテーラーって言っていたので裁断シーンでもあるかと期待していましたが、それはまったく無し。
とはいえそれ以上の奮闘ぶりが見られて大満足でした。
ばっさばさと人が殺されるので苦手な方もいるかもしれません。
自分も初めはうぇーっ!!という感じでしたが(サミュエル・L・ジャクソンも劇中でそういう役でした)、最後には慣れました。
荒唐無稽な枠組みですが、中身は家族愛あり、師弟愛あり、地球愛ありの、意外と古風なプロットでした。
もちろん出演者のテーラーリングは非の打ちどころなし。
眼鏡が微妙、古臭い、と言っていたら、夫が『一周まわってこれがスタイリッシュになりかけてる』と。ホントに?!
いろいろなスパイ映画へのオマージュ(や揶揄)もあります。探すのが楽しい。
もちろんこれはアレ。
一緒に出てましたよね? 少し前のスパイ映画で。
まあとにかくコリンがかっこよかったので言うことなしです。
眼鏡ばかりでなく、ダブルのスーツもまた来るんじゃないでしょうか…。