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夏は海賊

一度もパイレーツ・オブ・カリビアンを見たことがないと言ったら、休み前に先輩が3本同時に貸してくださいました。

主要キャスト3人 (J・デップ、O・ブルーム、K・ナイトリー)が魅力的で思った以上に面白かったですが、パート1が一番良かったです。

2・3は二番煎じな感じでしたが、スパロウの父役がやけに存在感あるなぁ、と思ってたらキース・リチャーズだったのでびっくり。

そんなわけで世間についていけて良かったDVD鑑賞でした。

夏は海賊_f0231256_20575917.jpg







でも一度ずつしか見なかったパイレーツに比べて、こっちは何度も見た 笑。

キーロフ・バレエとABTの海賊です。

前はあんまり面白さを感じなかったこの演目だけど、改めて音楽がキレイだな~と。

ストーリーはちょっと間延びする感もありますが、男性らしさと女性らしさ、ソロの曲もコールドの曲もすべからく覚えやすく踊りやすく、盛り上がって夏にぴったりです。


キーロフのほうは
メドーラ: A・アスィルムラートワ
アリ: F・ルジマトフ

現ワガノワ・バレエ学校の校長先生であるアスィルムラートワは現役時代は知らないのだけど、黒い目黒髪の神秘的な容貌と美しいラインでファンなのです。

もちろんルジマトフのアリは言うまでもないほどの当たり役。

アスィルムラートワの夫君で王子役で鳴らした美形のザクリンスキーが、悪党のランケデムを野性味たっぷりに演じているのも見ごたえあります。


ABTのは
メドーラ: J・ケント
アリ: A・コレーラ
コンラッド: E・スティーフェル  と来た上に、

ランケデム: V・マラーホフ
グルナーラ: P・ヘレーラ

というこれ以上はないほどのキャスティング。

(G・マーフィーも3人の奴隷のソリストの一人で出演していてbravoたくさんもらってます。
このころのABTは本当に「世界のスター軍団」だったな~。 これなんかまさにドリームチーム☆)


というわけで夏休み中は作業しながらずっと海賊を流してました。

書かなかったけれどK-balletの海賊もとてもいいですよね~。
スピーディなストーリー展開と男性ダンサーが大活躍のカッコイイ作品になってます。

舞台を見に行ったときにはSHOKOさんがグルナーラで、抜きんでて素敵でした。 → 


ガラでアリとメドーラのPDDが取り上げられることが多い演目ですが、全幕で上演するとそれぞれの団の個性が際立って面白いです。

(日本の団ではK以外では上演しているのを知らないのですが、)新国でもレパートリーに入ってないし、いつかやってほしいな~。




☆どうでもいいおまけ☆

夏は海賊_f0231256_20575970.jpg

気付いたら足の甲がこのソックスのバッテンのままくっきり日焼けしてました~!

脚にも日焼け止め必須だったのね…。

京都では注意してたんだけど、どうやら最近やっちゃったみたい。



台風一過でまた秋が近づきそうです。

良い一週間をお過ごしください。
by solferino | 2011-09-04 20:57 | バレエの周辺
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